2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨とリフレーミング

6月も終わりに差し掛かっているが、まだ梅雨は明けそうにない。 僕はキャンプや焚き火が好きなので、雨ばかりでは困る。 ところで、天気予報士は雨を「悪い天気」と言わない。 雨が降らないと農作物は育たないし、水不足にもなる。 雨を必要としている人(農…

リストカット(リスカ)について カウンセリングの中で考えてみたこと

相談に来た学生で、リストカット(リスカ)をしていた・現在している、という人は少なくない。 カウンセリングに来ていなくても、リスカ経験者は意外とたくさんいる。 リスカする理由 ・死にたいから ・辛い感情から逃れるために ・自分の存在を確かめるため…

悩む力

「悩み」の存在は、ネガティブなものという認識をどの人も共通に持っていると思う。 いや、「悩み」があるからこそ頑張れる、人生には必要不可欠だと言う人もいる。 今回は「悩み」が良いものか悪いものかという点についてではなく、「悩み」に対しての向き…

不登校はその原因より意味を考える

不登校の相談は僕の感触的にケースのうち半数にのぼっている。 時々休むという人や、学校に通ってはいるが行きたくないという生徒を含めるともっと多いかもしれない。 実際に不登校者数は小中では年々増加傾向にある。 高校の場合も数自体は減っているが、通…

心理カウンセリングの相談内容について

最近、心理カウンセリングの需要が高まっている。 今年度から公認心理師という国家資格が誕生し、既に医療、福祉、教育、企業、様々な場所で活躍を始めている。 もともと臨床心理士を筆頭に心理に関わる資格はいくつも存在していたが、国家資格ではなかった…

笑いについて 芸人ナダルに見るイジることイジられること

ある落語家が笑いは「緊張の緩和」によって生じると言った。 「緊張の緩和」は生理的に快であり、この快が笑いにつながるということだ。 例「いないいないバァ」で笑う赤ちゃん 「いないいない」顔が見えない状態は緊張(不安)で、「バァ」と顔が見られて緩…